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- くっきーに会いたくて、また来たよ!
こんにちは、FamilyTripのくっきーです🍀 今日は、先日あった、ある女の子とのお話をさせてください。 昨年の秋、FamilyTripで開催した「競輪選手体験」。本物の競輪場を走ったり、プロの選手とふれあったり…子どもたちが目をキラキラさせてくれた体験でした。 そこに参加してくれた女の子、Hちゃん。 そして今年の7月。 同じ競輪選手体験を開催したとき、受付にいた私のところへ、Hちゃんがタタタッと駆け寄ってきてくれました。 「くっきーに会いたくて、また参加したよ!」 …もう、感激でした。 「体験がしたい」だけじゃなくて、「くっきーに会いたい」と思って、また来てくれた。 その気持ちが、本当に、本当に嬉しかったです。 ちなみにこの日は大雨。 雨だからこそできる体験を主催者みんなで工夫して開催しました。 体験のあとに届いた、一通のお手紙 💌 体験が終わってしばらくして、Hちゃんからお手紙が届きました。 そこには、「またあそぼうね」「ありがとう」という言葉。 小さな手で、一生懸命書いてくれたんだなぁと思うと、また胸がいっぱいに。私にとって宝物のようなお手紙です。 さらに、Hちゃんのお母さまからは、こんなLINEをいただきました。 「娘が、大きくなったらくっきーのような仕事がしたいと言っています」 一つの体験が、一人の女の子の「なりたい」につながっていく。こんなに幸せなことはありません。 私が本当に届けたいもの 🍀 こんなに嬉しいお声をいただいて、私がお母さまにお返しした言葉を、そのままここでご紹介させてください。 ***** そんな嬉しいことを言っていただけて感無量です。 体験そのものにも価値がありますが、私が体験を通じて子どもたちに知ってほしいのは、「探求することのおもしろさ」「人と出会うたのしさ」「挑戦することで出会う新しい自分」など、その瞬間に感じる心なんです🍀 雨が降って残念。やりたいことが出来なかった。と悲しむよりも、雨が降ったから別の楽しいことに出会えた。雨だから感じられたものを楽しんでほしい。そんな風に人生を楽しんでほしいと願っています🍀 幼少期は遊びの中でたくさんのことを感じ・学んでいきます。 そして、その瞬間を大人が一緒に楽しむことで、感性はより豊かに育つと言われています。 ぜひ、Hちゃんと一緒に楽しんでくださいね✨ また会える日を願って🍀✨ ***** 体験は「思い出」で終わらない。 競輪場を走ったこと。プロの選手に会えたこと。それはもちろん、忘れられない特別な思い出です。 でも、その一日を通してHちゃんが感じてくれたのは、それだけじゃなかったのかなと思います。 「またやってみたい」「あの人にまた会いたい」「大きくなったら、私もこんなことがしたい」 FamilyTripが届けたいのは、まさにこの"心が動く瞬間"なんです。 Hちゃん、また会える日を、心から楽しみにしています。
- 勇気の一歩
先日開催した「親子で飼育員体験in渋川動物公園」での、胸が熱くなるひとコマをご紹介します。 今回の体験では、お馬さんの飼育員さんのお仕事に挑戦しました。 🐴 はじまりは、馬小屋のお掃除から 最初のお仕事は、普段お馬さんが過ごしている小屋のお掃除。 中には干し草と一緒に、お馬さんのおしっこやうんちが転がっています。 少し独特なニオイもあり、大人でも一瞬身構えてしまう空間です。 その日参加してくれていた、小学1年生の女の子。 最初はやっぱり怖かったのか、どうしても馬小屋に入ることができず、先にお掃除を始めたお母さんの様子を、小屋の外からじっと見つめていました。 ✨ 声かけが生んだ、小さな「一歩」 無理に入るよう促すのではなく、お母さんや飼育員さんは楽しそうに声をかけ続けました。 「あ、ここにうんちがあったよ!」 「ここがきれいになったら、お馬さん喜んでくれるかな?」 その言葉を聞いているうちに、女の子の心に変化が訪れます。 勇気を振り絞り、ついに小屋の中へと、自分から「一歩」を踏み出すことができたのです。 🥰 一度入ってしまえば、もうへっちゃら! 中に入ってからの集中力は物凄く、最後には小屋の隅々までピカピカにしてくれました。 その後のお仕事も、馬のブラッシング、小屋への誘導、エサやり、そして乗馬体験まで、すべてのチャレンジを最後までやり遂げることができました。 始まったばかりのとき、外から不安そうに覗いていた姿が嘘のような、キラキラした笑顔でした。 🌱 初めての勇気が、子どもの宝物になる 誰だって、初めてのことや未知の世界に飛び込むのは少し勇気がいりますよね。 でも、その一歩を踏み出せた経験こそが、子どもたちの「自分を信じる力」という一生の宝物になります。 大切な一歩の瞬間を、保護者の方やスタッフみんなで見守ることができた、最高に素敵な1日でした。
- 成功の大きさよりも、「その子にとっての冒険」を。
こんにちは!FamilyTripの賀門です! 先日、今週末開催予定の「大茅夏の川遊び」の沢登りの下見に岡山県英田郡西粟倉村へ行ってきました。 そこに居たのは、地元の方のお知り合いで、福岡県と広島県から来られたファミリー。 「せっかくなら」と一緒に下見沢登りへ! 小学校中学年~中学生くらいのメンバーで、「どこが子どもにとって勇気のいる場所か」「何に不安を感じるか」を丁寧に観察することが出来ました。 一緒に登ったメンバーの中に居た女の子は、水流で深さが見えないところに足を入れるのがすごく不安だったみたいで、「これくらいの深さだよ」と見せてあげると、勇気を出して足を踏み出すことができました。 その後、意外だったのは、水の中を進むのはすごく勇気が必要で、なかなか進めなかったこの女の子ですが、大きな岩場はヒョイヒョイッと登って見せてくれました。 「怖がりな女の子」ではなく、「見えない不安」が大きかっただけなんですね。 岩登りをやったあとは、少し流れが強い場所も勇気を出して進むことが出来ました。 岩登りで自信がついたのかなぁ? まさに成長の瞬間を一緒に過ごさせてもらえて、その場にいた大人みんなが感動していました。 彼女の勇気とチャレンジに拍手👏 お別れのときには、全員でハイタッチをしました✋ 素敵な出会いに感謝! 🍀🍀🍀🍀🍀🍀 今回のことで、私自身も改めて気づかされた「子どもが感じる見えない恐怖」について、もう少し深掘りしてみたいと思います。 私たち大人は「大丈夫だよ。こわくないよ。やってみよう。」そんな言葉で背中を押そうとします。 だけど、子どもは大人より圧倒的に「経験」が少ない。 大人が容易に想像する「この水の量、この場所ならこれくらいの深さだろう」とか「もし深くてもここに手が届くな」という想像力や予測する力が、まだ子どもには備わっていないんです。 だからこそ、大人が思う以上に恐怖を感じたり、勇気がいる行動もあります。 そこで勇気を出せたときには大拍手!ですが、「こわい」と思っている子どもに無理にチャレンジさせる必要はありません。 もしここで無理に挑戦させて嫌な思いをさせてしまうと、「こわい」「やっぱりできない」というトラウマになり、次のチャレンジへのハードルが余計に上がってしまいます。 「○歳だから出来る」「このくらい大丈夫」と決めつけずに、その子にとっての挑戦を発見し、その挑戦を共に喜ぶ体験が増えると、子どもたちの「やってみたい!」という根っこにある主体性が、自然と育まれていきます。 誰かと比べるのではなく、過去の自分を超える「小さなできた!」の積み重ね。 それこそが、将来どんな壁にぶつかっても自分の力で乗り越えていける「生きる力」になるはずです。 成功体験の大きさではなく、「その子にとっての冒険」を認め合える、そんな体験を作っていきたいと感じた下見の一日でした。 ・・・・・ \ 今回、ご一緒した方のご紹介 / 大人も子どもも『うごくをたのしむ!ちからをあわせる!やりたいをかなえる!』をテーマに、福岡県で活動されている【PLAYx MOVE】のダイスさんファミリーと出会いました🍀 ダイスさんは元アスレティックトレーナーで、なんとNBAのアスレティックトレーナーとしてご活躍されていたそうです🏀 実は、私(賀門)の子どもの頃の夢は「NBAのアスレティックトレーナー」でした。子どもの頃に憧れた職業の方にこんな形で出会えるなんて…! 個人的にもすごく感動的な一日になりました🦆✨ ▼ PLAYx MOVE インスタグラム https://www.instagram.com/playbymove/ ▼ PLAYx MOVE ホームページ https://playbymove.stores.jp/
- 「賀門さんになら、任せられる」~お子さんだけをお預かりするキャンプに込めた想い~
こんにちは、FamilyTripのくっきーです🍀 今日は、「ほしおとキッズキャンプ」という、少し特別なプランのお話をさせてください。 *** 子どもだけの参加って、勇気がいる このプランは、これまでの体験とは一つ大きな違いがありました。それは、お子さまだけをお預かりするということ。親御さんは同行せず、子どもが一人で参加する形です。 これって、親御さんにとって、すごくハードルの高いことですよね。 「うちの子、一人で大丈夫かな?」 「知らない場所で、寂しくならないかな?」 「そもそも、預けて安心なところなの?」 心配のタネは尽きません。 私自身も一人の親として、その不安はとてもよくわかります。 だからこそ、このプランを企画するときは、「どうすれば、初めての一人参加でも安心して送り出してもらえるか」を、いちばん大切に考えました。 ハードルを下げるための、二つの工夫 🍃 そこで取り入れたのが、二つの工夫です。 ひとつは、外でのキャンプではなく、民泊施設(民泊ほしおとさん)を使うこと。 テントで過ごす本格キャンプは魅力的ですが、初めての一人参加の子には少し負担が大きい。屋根のある安心できる場所を拠点にすることで、心細さをやわらげたいと考えました。 もうひとつは、少人数制にすること。 大人数だと、一人ひとりに目が届きにくくなります。少人数にしぼることで、子ども一人ひとりの様子をていねいに見守り、その子のペースに寄り添える。そういう場をつくりたかったんです。 「初めての一歩を、できるだけそっと後押ししたい」。その想いを、プランの設計そのものに込めました。 そして、募集を始めてみて——私は本当に驚きました。 定員8名のうち、およそ半数が、以前ご家族でFamilyTripのプランに参加してくださったことのある"リピーター"のご家庭だったんです。 しかも、その親御さんたちは、わざわざ私に直々に連絡をくださいました。 「賀門さんが同行してくれるなら、安心して任せられます」 …この言葉をいただいたとき、胸がいっぱいになりました。 大切なお子さんを、親の付き添いなしで預ける。 それは、並大抵の信頼では決断できないことだと思います。その信頼を、これまでの体験の積み重ねの中で寄せていただけていた。企画者として、これ以上に嬉しいことはありませんでした。 叶わなかったけれど、宝物になった 正直にお伝えすると、このキッズキャンプは、私の体調不良により、開催することが叶いませんでした。楽しみにしてくださっていた皆さんには、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。 それでも、「賀門さんになら任せられる」とおっしゃって、大切なお子さんを託そうとしてくださった。その気持ちが、私にとって一生の宝物です。 体験を通じて、子どもたちとだけでなく、親御さんたちとも信頼を育んでこられたこと。 それは、FamilyTripをやってきて本当に良かったと思える、かけがえのないものでした。 託そうとしてくださった皆さんに心から感謝します🍀
- 土砂降りの収穫体験。それでも全員が「とても満足」でした 🐸
こんにちは、FamilyTripのくっきーです🍀 去年の春に開催した「春野菜収穫体験付きプラン」での、忘れられない一日のお話です。 数日前から、天気予報とにらめっこ その日の予報は、雨。 数日前からウェザーニュースとにらめっこしていましたが、どうにもこうにも、回復しそうにありません。 FamilyTripのプランでは、荒天でプログラムが中止になる場合は体験料を返金する、という規定を設けていました。だから、この規定に沿えば「中止」という判断もありました。 でも、このときは宿泊プラン。みんな、この体験を楽しみに、泊まりで来てくれる。 ——どうにか、開催したい。 その想いで、農家さんにもお願いして、雨天決行を決意しました。 前日に送った、一通のメッセージ 💬 決行を決めて、私は親御さんたちに、こんなメッセージを送りました。実際に送った文章を、そのままご紹介させてください。 *** いよいよ明日は春野菜収穫体験の日です🥕 天気は少し怪しいですが、万が一雨が降っても、原則そのままのプログラムにて開催いたします😊 土砂降りでどうしても収穫が出来ない場合も、採れたてお野菜でピザを作ったら、昼食後にはマシュマロを焼いてビスケットで挟んで食べる「スモア」を作って食べましょう😆 雨だからこそ、カエルやカタツムリにも会えるかもしれません🐸 (虫かご持参オッケーです🙆♀️) 足元が汚れやすくなっておりますので、長靴や汚れても良い靴と、カッパなどの動きやすい雨具のご持参をお願いいたします。 (サイズが合うか分かりませんが、貸出用の長靴もご準備しております) 雨だっけど…雨だったからこそ! 楽しかったと思ってもらえるよう準備しますので、明日は楽しみにお越しくださいませ😊 *** 「雨だから中止」ではなく、「雨だからこそ楽しめること」を、どうにか一緒に見つけたい。そんな気持ちで、精一杯の準備を整えて、当日を迎えました。 想像以上の、大雨でした ☔ そして当日。 ふたを開けてみれば、想像をはるかに超える大雨。農家さんの声も聞こえないほどの、本降りです。 でも——みんな、すごかったんです。 びしょ濡れになりながら、泥だらけになりながら、収穫を楽しむ。 採れたてのお野菜でピザをつくる。雨で出てきたカエルを、目を輝かせて探しまわる。 雨の中の、笑い声。 予定していた"晴れの日の体験"とは全然ちがうけれど、それはそれで、いや、それ以上に忘れられない一日になりました。 そして、体験後のアンケート。 結果は、なんと全員が「とても満足」。 正直に言うと、後片付けは超超大変でした(笑)。 それも含めて、私にとっては最高の一日でした。 雨は、悪いことばかりじゃない 🍀 この日、私があらためて感じたことがあります。 人生にも、「雨」のような予想外のことって、たくさん起きますよね。楽しみにしていたのに、思い通りにいかない。計画が崩れてしまう。 でも、そのとき「残念だったね」で終わるのか、「じゃあ、雨だからできることを探そう」と切り替えられるのか。この違いは、きっと人生の楽しみ方そのものを変えていきます。 雨が降ったから、収穫できなかった。ではなく、雨が降ったから、カエルに会えた。 ピザとスモアをみんなで囲めた。びしょ濡れになって笑い合えた。 マイナスに見える場面を、プラスに捉えなおす。その経験を、あの日、子どもたちと一緒にできたことが、本当に嬉しかったんです。 思い通りにいかない日も、楽しめる。そんな力を持った子に育ってくれたら——そう願いながら、私はこれからも「雨の日」を大切にしていきたいと思っています🍀
- 体験は実は"帰ってから"も大事。学びを定着させる、親子のふりかえり習慣
こんにちは、FamilyTripのくっきーです🍀 収穫体験、飼育員体験、工場見学…FamilyTripでは、たくさんのワクワクする体験をお届けしてきました。 でも実は、体験の学びをぐっと深めてくれる"もうひとつの時間"があります。 それが、体験が終わった「あと」の時間です。 今日は、私が息子と実際にやっている「ふりかえり習慣」をご紹介します。 特別な道具もいりません。今日からできる、ちょっとしたコツです😊 *** なぜ"帰ってから"が大事なの? 体験そのものは、もちろんかけがえのないものです。 体験でしか得られない学びがたくさんあります。 でも、その場で感じたことって、放っておくと意外とすぐに流れていってしまうんです。 「楽しかった!」で終わらせるのではなく、「何が」「どうして」楽しかったのかを一緒に言葉にしてあげる。それだけで、体験は"ただの思い出"から"自分の中に残る学び"に変わっていきます。 心理学でも、経験を振り返って言葉にすることが、学びの定着や自己理解につながると言われています。難しく考えなくて大丈夫。ポイントは3つだけです。 ① 帰りの車で、まず気持ちを聞く🚗 私が必ずやっているのが、体験のあとの帰り道での「ふりかえりタイム」です。 といっても、堅苦しいものではありません。運転しながら、こんな感じで息子に話しかけます。 「今日の体験、どうだった?」 「どんなことが印象に残った?」 「それって、どうして?」 大切なのは、最後の「どうして?」です。 「楽しかった」で終わらせず、もう一歩だけ気持ちを深堀りしてあげる。 子どもは「えーっとね…」と考えながら、自分の心の中を自分で探し始めます。この"探す時間"が、実はとても大事なんです。 (「それってどうして?」に対して「楽しかったから」という返事がとても多いです。 ここで諦めず、「どういうところが楽しかったの?」と深堀りします。 それでも返事が難しい場合は、「こういうところ?それともこういうところ?」と選択肢 を与えるクローズドクエスチョンにします。) ② 子どもの行動を、言葉にして返してあげる もうひとつ、私が意識しているのが、返ってきた答えを"行動"とつなげてあげることです。 たとえば息子が「がんばれた気がする」と言ったら、こう返します。 「確かに!あのとき、○○を最後まであきらめずにやってたもんね」 自分では気づいていない自分の姿を、大人が言葉にして返してあげる。 すると子どもは、「あ、自分ってこういうことができるんだ」と実感できます。 これが、自己肯定感や「またやってみよう」という気持ち(自己効力感)につながっていくんですね。 子どもの気持ちを、その子の具体的な行動で"裏付けて"あげる。ちょっとしたことですが、効果は大きいと感じています。 ③ 日常に戻っても、ふとした時に思い出す🍃 ふりかえりは、その日だけで終わりではありません。 日常生活に戻ってからも、私はふとした瞬間に、こんなトークを振ります。 「そういえば、あの体験のとき、こんなことあったよね」 ごはんを食べているとき、お風呂に入っているとき。何気ない会話の中に、体験の記憶をそっと呼び戻してあげます。 そうやって何度も思い出すことで、体験は少しずつ、その子の「自分の物語」の一部になっていきます。一度きりで消えてしまわない。これが、日常でのふりかえりの力だと思っています。 「どうだった?」の、その先へ まとめると、ふりかえり習慣のコツはこの3つです。 ひとつ、帰り道に「どうして?」まで聞いて、気持ちを深堀りする。 ふたつ、子どもの行動を言葉にして返し、自信につなげる。 みっつ、日常でもふとした時に思い出して、記憶を"自分の物語"に育てる。 どれも、特別な準備はいりません。 必要なのは、ほんの少しの会話と、子どもの言葉に耳を傾ける気持ちだけです。 疲れて帰ると、親もそれどころじゃないときももちろんありますが、少し「振り返り」を意識して会話してみてください🍀 体験は、その場で終わりではありません。 そして、すぐに成長を感じられるものばかりではありません。 親としても根気がいる作業でもありますが、体験をその場の「楽しかった」で終わらせず、子どもの成長へ繋げるため、少し参考になれば嬉しいです✨
- 他でもなく、ここに来て良かった
こんにちは、FamilyTripのくっきーです🍀 今日は、「冬野菜収穫体験&柚子収穫体験付き宿泊プラン」(民泊ほしおとさんへの宿泊)にご参加いただいた、あるご家族のお話をさせてください。 *** 実は、お父さんは乗り気じゃなかった このプランに申し込んでくださった奥さまは、実は私の知人。前々から「子どもを連れて参加したい!」と言ってくださっていました。 でも、ご主人はというと… 参加前は、正直あまり乗り気ではなかったそうです。 「古民家の宿って、衛生的にどうなの?」 「息子はこういう体験を、そもそも楽しむのかな?」 わかります。その気持ち、とてもよく分かります。 テーマパークやホテルなら、だいたいどんな場所か想像がつく。 でも、民泊で農業体験…と言われても、行ったことがなければイメージしにくいですよね。 奥さまの紹介とはいえ、半信半疑のままの出発だったそうです。 到着した瞬間から、イメージがガラリと変わった✨ ところが、です。 宿に到着した瞬間から、ご主人の様子が変わっていったそうです。 宿のオーナーご夫婦の温かいおもてなし。 古いけれど、清潔感のただよう気持ちのいいお部屋。 そして何より、収穫体験に目を輝かせる息子さんの姿。 心配していたことは、どれも解消され、ご主人は、心から旅を楽しんでくださいました。 奥さまも、こうおっしゃっていました。 「こんなに主人が感動するところ、滅多に見ません」 お父さんが、そのまま送ってくれた言葉 体験のあと、奥さまから、こんなメッセージが届きました。 (ご主人が言っていたことばそのまま送ってくださりました。) 原文のまま、ご紹介させてください。 *** 「レゴランドでもなく アンパンマンミュージアムでもなく 温泉街でもなく ここに来て良かった。 みんなでいい経験ができたし 最高の旅行だった。 次は甥や姪を連れて、みんなで来たい。」 *** …これを読んだとき、本当に嬉しかったです。 あんなに不安がっていたお父さんが、数ある選択肢の中で「ここに来て良かった」と言ってくださった。しかも「次はもっと大勢で」と。 なぜ、安心して踏み出せたのか このご家族が一歩を踏み出せた理由を、私なりに振り返ってみました。 ひとつは、事前の不安を、ひとつずつ解消できたこと。 民泊や民宿への宿泊は、まだあまりメジャーではありません。 宿側も情報発信が十分でないことが多く、「どんな場所かわからない」という不安がつきまといがちです。今回はFamilyTripが間に入って、気になることにお答えしたり、写真をお渡ししたり。その積み重ねが、「行ってみよう」の後押しになったのだと思います。 もうひとつは、体験先の農家さんへの信頼です。 FamilyTripがご一緒する農家さんたちは、私たちが目指すもの・届けたいものを理解し、共感してくださっている方ばかり。 だから、子どもたちへの声かけや見守りも、安心してお任せできます。 「子どもが楽しめるかな」という心配が、現地に着けば自然とほどけていくのは、そんな理由があるからかもしれません。 最後に… テーマパークには、テーマパークの良さがあります。それは間違いありません。 でも、自然の中でしか味わえないもの、その地域だからこそ出会える宿の形も、確かにあります。今回のご家族は、それを心から楽しんでくださいました。 「衛生面が…」「うちの子が楽しめるかな…」——もし同じような不安を抱えている方がいらしたら、この記事が、ほんの少しでも背中を押せたら嬉しいです🍀
- にんじん1本が教えてくれた、子どもが「育つ瞬間」
冬野菜の収穫体験でのことです。 ある男の子が、畑でにんじんを抜こうとしていました。 ところが… そのにんじんは土にしっかり根を張っていて、なかなか抜けません。 体を傾けて、ぐっと力を込めて引っ張っても、びくともしない。 周りの大人たちは、声をかけながら、そっと見守っていました。 しばらくして、お母さんが「手伝おうか?」と手を伸ばしかけた、そのとき。 男の子は、はっきりとこう言ったんです。 「やめて!」 その声には、「自分でやりたい」という強い気持ちがあふれていました。 5分間、にんじんと向き合って それから約5分。 何度も挑戦して、姿勢を変えて、踏ん張りながら。 男の子は、にんじんと真剣に向き合い続けました。 途中で諦めることなく、最後まで自分の力でやり遂げようとしていました。 そして―― ついに、にんじんが「スポッ!」と抜けた瞬間。 「抜けたー!」 周りから自然と歓声が上がりました。 男の子は、 抜いたばかりのにんじんについた土を、丁寧に落としはじめました。 農家さんが言っていた「土は畑の財産」という言葉を、ちゃんと覚えていた んです。 そして次の瞬間には、彼はもう次のにんじんに挑んでいました。 この体験の中で育っていた、目には見えない力 この出来事には、子どもの非認知能力が育つ要素がたくさん詰まっていました。 なかなかうまくいかなくても、あきらめずに向き合い続けたこと 大人に頼らず、「自分でやる」ってはっきり伝えられたこと うまくいった経験が、すぐ次の挑戦への意欲につながったこと どれも、テストの点数では測れないけれど、 これから先の人生を支えていく、大切な力です。 子どもが育つのは、「できた!」の瞬間だけじゃない 非認知能力って、実は、 成功した瞬間だけじゃなくて、うまくいかない時間や、 葛藤しながら向き合っているプロセスの中でこそ、育っていくものなんです。 大人がすぐに手を出すんじゃなくて、 「見守る」「信じて待つ」時間を持つこと。 それが、子どもの中に 「自分にはできる力がある」っていう感覚を残していきます。 (この“信じて待つ”というのが、口で言うのは簡単でも、実践するのが難しいんです) FamilyTripが大切にしていること FamilyTripの体験は、 ただ「楽しかった」で終わるイベントではありません。 自然や人との関わりの中で、 子ども自身が考えて、感じて、挑戦する時間を大切に しています。 にんじん1本を抜く、そんな小さな体験の中にも、 子どもの成長の芽は、確かに息づいていました。 こうした小さな積み重ねが、 子どもたちの「生きる力」へとつながっていく。 私たちは、そう信じています。 次回、このご家族のお父さまから届いた『体験記』をご紹介させていただきます。
- 明治ごんぼう農家訪問
岡山県井原市芳井町の明治地区( 芳井町の北東部に位置する標高400mの高原地帯)にある農家さんを訪問してきました。 明治ごんぼう農家の藤原さん宅に集合! この明治地区では「明治ごんぼう」という江戸時代から続く伝統野菜が育てられています。 「現地を見てみたい」とお願いしたら、8名の農家さんが集まってくださってビックリ! 着いたらすぐに「暑いじゃろう」と言って冷たいアイスコーヒーを出してくださり、優しさにほっこり。 アイスコーヒーを飲み終え、早速畑へ! これ?これがゴボウ??? そう、この青々とした葉っぱの野菜がゴボウなんです! ゴボウってこんな葉っぱなんだぁ!と感激! この明治ごんぼうの特徴はこの赤土と栽培方法! 粘土質で栄養分をたくさん蓄えれるこの赤土のもと、じっくりと時間をかけて育てられる「明治ごんぼう」は木の枝のように太く、香り高くて柔らかいのが特長で、根強いファンがたくさんいらっしゃいます。 また、連作に弱い野菜で、同じ畑で続けて栽培は出来ません。 土壌消毒という連作を可能にする消毒液もありますが、明治ごんぼうでは周辺の環境や食べてもらう方の健康に配慮して、消毒を使用しないそうです。 その他にも、どのように育て、どんな苦労があるのか詳しく教えてもらいながら畑を見て回りました。 その大変さ、農家さんの想いを聞くと どんどん食べてみたくなってきました 。 畑を見ながら、農家さん同士が野菜の世話のコツの情報交換が活発にされていました。 こうやって美味しい野菜を作る努力がされているんだなぁと感動。 一通り藤原さんの畑を見て回ったら、今度は奥さんがアイスを持ってきてくれました。 ほんと親戚のおじいちゃんおばあちゃんちに来たみたいで嬉しい! 「飲まれぇ!」「食べられぇ!」と方言にも癒されます。 (農家さん同士が話している会話は、方言と専門用語が混じり合い、ほとんど聞き取れませんでした…笑) この後、もう一軒別の農家さんの畑を拝見しに行くと… なんと、特別に少し掘らせていただくことに!! かっこいい重機も動かしてくださりました。 いやぁ~重機かっこいい!テンション上がる!!! 折れないように慎重に… 抜けたぁ~~~~~! すごく立派なゴボウに見えますが、明治ごんぼうとしてはまだまだこれから! 11月下旬ころから旬を迎え、これからもっともっと香り高く柔らかい美味しいゴボウになっていくそうです。 何本かいただいて帰ったゴボウは牛肉と炒め煮に。 大好評であっという間になくなっちゃいました! また一つ大好きなものと出会えて、さらに岡山を好きになりました。 11月~1月に向けて体験内容を企画していきますので、お楽しみに!
- 初の漁師体験
大阪のファミリーをモニターに招き、Family Trip初の漁師体験モニターを開催しました。 なんとこの日に限って嵐予報… 一週間前から漁師さんとドキドキハラハラ… 3日前の時点で99%出航が難しいという話になり、急遽!漁師さんと相談し「雨天プログラム」を企画しました。 漁師体験の体験先「邦美丸」さんの詳細は コチラ 雨の中、邦美丸さんの漁船へ。 怖がるかな?と思いきや、子どもたちはスイスイ渡っていきます。 船の構造やどんな漁をするのかお話を聞いたり、瀬戸内海のリアルな現状のお話を聞きました。 「瀬戸内海に沈むゴミのほとんどが日本人の出したゴミなんだよ。川を渡って全部海に流れ出ている。」と漁師の邦彦さん。 子どもたちは「ふーん。」という感じでしたが、こういう話は一回ではなかなか伝わりきらない。 伝え続けないといけないと感じます。 船の生け簀には前日に漁師さんが獲ってくれていた真鯛たちが! 新鮮な真鯛に興奮気味の子どもたち。 つかみ取りにチャレンジ! 何度も挑戦して掴めたときのこの笑顔!! こんな笑顔が見られるから「体験」ってたまりません!! その後は、漁師さんが目の前で魚を絞める瞬間を見学。 命をいただく瞬間をみんなで見ました。 その瞬間は少し生で見るとビックリしてしまう子も居ますが、普段何気なく食べている魚もこうして命をいただいているのだということを実感するとても良い経験です。 みんなで掴んで記念写真。 この後、移動してお魚捌き体験で、漁師さんから教えてもらいながら子どもたちとお父さんお母さんで協力してお魚を捌きました。 慣れない手つきながらも一生懸命捌きます。 お魚を捌くって難しいね。 「失敗しても良いよ!細かく切れちゃったところは味見しちゃおう!」と漁師の美保さん。 邦美丸の漁師のご夫婦の邦彦さん、美保さんもお子さんがいるご夫婦なので、子どもの扱いにとても慣れていて、安心感があります。 ご飯の前には美保さんから 「命をいただく」お話 。 「いただきます」を言う意味をお話してくださりました。 目の前でお魚の命を奪う瞬間を見て、自分たちで捌き、その命への感謝を込めて「いただきます」と言う。 「食べる前にはいただきますと言いましょう」と言葉だけで学ぶのとは全く違います。 実際に、私の息子はこの 「命をいただく」体験をしてから、 漏れなく「いただきます!」と言うように なりました。 どれだけ私が言っても「忘れてた!」と言うことなんてしょっちゅうだったのに。 『教えられる』ことと『感じる』ことはこんなにも響く強さが違うのか!と感激! そして、こんな経験を子どもの頃にしておくことは、今後の人生の豊かさに影響するのではないかなと思います。 どれも美味しかったけど、自分が捌いたお刺身が一番美味しかったそうです(全員) 漁師体験は4~9月に開催予定です。 2024年度の受付は終了しました。 また来年の開催をお楽しみに! ※漁師体験は当日や前日の海の状況によって、漁獲量や獲れる魚も異なります。 レポート内容と全く同じ内容で提供できる訳ではないことをご理解ください。
- お客さまから届いた体験記
『冬野菜収穫体験付きプラン』にご参加いただいたご家族のお父さまより、素敵な体験記が届いたので、原文そのままにご紹介させていただきます! (嬉しすぎるできごとに、思わず涙しました。ありがとうございます...!!) ーーーーーーー Family Trip 冬野菜収穫体験付き宿泊プラン体験記 Family Tripの冬野菜収穫体験付き宿泊プランに参加しました。 我が家は普段からキャンプや自転車、釣りや海遊びなどアウトドアに親しんでおり、「いつか農業体験もさせたいね」と考えていました。 ただ、収穫の機会は意外と少なく、この企画を知ってすぐ申し込みました。 美星コメットファームへ 夫婦と子ども2人で四国から参加。当日は快晴。 高速を降りて美星町へ向かうと、のどかな野山や畑が広がってきます。 朝10時、美星コメットファームでスタッフの皆さんが手を振って迎えてくれました。 いつも通り子どもたちは最初少しシャイで、「たいくつー」とつぶやきながら車に戻ろうとする場面も。 自己紹介をして長靴を借り、今日のコンセプト『 FamilyTripでは、体験を通して子どもたちの"生きる力(非認知能力)"を育むことをテーマにプログラムを企画していること。農家さんの想いに触れながら、収穫から調理、食べるまでを自分たちの手で行うことで、食への感謝が生まれる。体験の中で見られたお子さんの成長の瞬間を、ぜひ言葉にして伝えてあげてください。 』というお話を聞いてスタートです。 竹はんごう作りから始まる“本気の食育体験” まずは太い青竹を割って、竹はんごう作り。 子どもが竹を押さえ、親がドライバーと金槌で繊維に沿って割っていきます。パカッと割れた内側はツルツルでとても綺麗でした。 続いてお米の仕込み。 この土地で育てられた無農薬・無肥料のお米を、子どもが器ですくって竹の中へそっと入れていきます。「たくさん食べそうだね」とさらに追加。 水を加えて浸水させたら、近くの畑へ歩いて出発です。 大根・人参・さつまいも…“抜く”たびに増える自信 畑では、葉の下に隠れた大根の中から太いものを探しまわります。 お姉ちゃんが挑戦し、弟も続く。どこを持てばいいか、どれくらい力を入れるのか、試行錯誤しながら抜けた瞬間の笑顔が本当に印象的でした。 1本だけでは物足りず、「この大根どう?」「こっちが太そう」と大人たちと相談しながら、2本目を捜索。 もはや親がいなくても大丈夫そうで、1本目よりも上手に引っこ抜いて満足そうな表情に。 次は人参。 細いのに意外と抜けず、周りの土をそっと掘り崩し、親子で力を合わせて収穫。 掘り出した瞬間にふわっと漂う香りが心地よく、ちいさなおまけ人参までついてきて子どもたちは大喜びでした。 さつまいも畑では、掘り起こした土の中から宝探しのように芋を発見。 持ち上げると大小の芋がいくつも連なっていて、「1個、2個……6個!(たぶん)」と嬉しそうに数えていました。 家に持ち帰って1週間ほど置くと、さらに美味しくなるそうです。 火おこし・竹はんごう炊飯・野菜スティックづくり 収穫した野菜を持って戻り、火おこしと炊飯へ。 薪は広葉樹なのか太くて火がつきづらく、斧とハンマーでバトニング。子どもは焚き付け用の枝拾いを担当してくれました。 ブロックで作られた即席のカマドに火がつき、竹はんごうをセット。沸騰してくると竹からシューシューと音がして、子どもたちは「お腹すいたー」とソワソワ。 炊きあがりを待ちながら、大根・人参・カブで野菜スティックづくり。 包丁を使うのは心配でしたが、最初だけ手伝うとそのあとは自由な発想で上手に切っていました。味噌×マヨネーズのディップがとてもよく合います。 最高の“ごちそう” 炊きたてのご飯、豚汁、卵焼き、そして採れたて野菜。豪華さではないけれど、 「自分たちで作り、収穫し、調理して食べる」 という一連の体験こそが最高のごちそう。 子どもたちは勢いよく食べ、おかわりまで。 山盛りの野菜も完食し、焼き芋もぺろり。食後は猫と遊んだり、細い竹で戦いごっこをしたり。帰りには収穫した大根・人参・さつまいもをたくさんお土産にいただきました。 美星のまちも魅力いっぱい ファームを後にして、星の郷観光センターへ。 徳山牧場のジェラートを楽しみ、星空保護区のパネル展示を見て、美星町が日本に4つしかない「ダークスカイ・コミュニティ」認定地であることを知りました。 光(ひかり)害が少ないことで星空が守られ、野菜がおいしく育つとのこと。 宿泊:ねこのひたいの宿 山王ちぐら 今回は「山王ちぐら」に宿泊。ジビエが食べられる宿で、子どもが食べられるか不安もありましたが、猪肉の糀すき焼きも鹿肉のカツも大好評で、子どもたちがぺろり。 麹を使った発酵料理や栗ご飯など、朝食もとても美味しかったです。 星空観望:美星天文台へ 夜は美星天文台へ。道中は保護区ならではの暗さに驚きつつ、観望デッキで満天の星に感動。大望遠鏡で土星、木星、月、大星団などを次々に見せてもらい、子どもたちは「おーー!」と歓声を上げ続けていました。 翌朝のフィールドワーク 翌朝は宿主さんに案内してもらい、けもの道を散策。足跡や掘り返した跡から動物の気配を感じ、澄んだ空気の中を歩く時間がとても心地よかったです。 その後、四国へ戻る途中は生口島でサイクリング。旅の締めくくりとなりました。 帰宅後のお楽しみ 帰ってからも、お楽しみは続きました。新聞紙に包まれた土付きの野菜たちは、家の中に広げるだけでちょっとした収穫祭のよう。人参は甘い香りがふわっと漂い、大根は切った瞬間にみずみずしさがあふれます。 さっそく豚汁を作ると、完食でした。「明日は手羽元と一緒に煮物にしよう」と話しながら、収穫した野菜をどう使うか家族で相談する時間もまた楽しいものでした。 終わりに:まさにホームページに書かれていた通り HPに書かれていた 「農家さんと話しながら、野菜を育てる大変さや面白さを知ることで、食への感謝が育まれる」「初めての挑戦や“できた!”の積み重ねが、子どもの自信につながる」 まさにその通りの体験でした。 季節が変わったら、また参加したいと思います。 知名度がもっと広まり、多くの家族がこの素晴らしい体験を味わえますように。
- 旅育ってなに?~子どもの“生きる力”を育む新しい家族旅行のカタチ~
前回の記事では、旅育が注目されている背景についてお伝えしました。 今回は、そもそも 「旅育とはどんなものか?」 を、子育て世代の目線でわかりやすく整理してみます。 旅育とは、旅行を「遊び」や「観光」だけで終わらせず、子どもの“生きる力”を育む教育の場としてとらえる新しい家族旅行のスタイルです。 ここからは、旅育の定義と、実際にどんな体験がそれに当たるのかを紹介していきます。 旅育の定義 旅育は、旅行を通じて 非認知能力(やり抜く力・共感性・挑戦心など) を育むことを目的としています。 世界的にも「テストの点数だけでは子どもの力を測れない」という考え方が広がっています。経済協力開発機構(OECD)の教育プロジェクト「Education 2030」でも、未来の学びには協力する力や挑戦する力、自己調整力などの“社会情緒的スキル”が不可欠であると示されています。つまり、旅育で体験できる学びこそが、これからの社会に必要とされる力なのです。 旅育の具体的なイメージ 1.自然体験 川遊び、登山、キャンプなど自然に触れる体験は、子どもの五感を刺激します。日本財団の調査(2020年)によると、 「自然体験が豊富な子どもほど、自己肯定感や社会性が高い傾向がある」 (日本財団「子どもの体験格差リポート」より) 自然の中での挑戦は「やってみよう!」という前向きな気持ちを育てます。 2.文化体験 地元の人との交流や伝統行事への参加は、子どもの視野を広げます。文部科学省も、 「地域の人や文化との関わりは、子どもの協調性や多様性理解を深める」 (文部科学省「幼児教育の基本的な考え方」より) 旅先での文化的なふれあいは、共感性や協調性を養う絶好の機会です。 3.農業・食育体験 野菜の収穫や料理体験は、「食べること」の意味を学ぶきっかけになります。ベネッセ教育総合研究所の調査(2022年)でも、 「収穫や調理などの実体験を通じた学びは、子どもの意欲や自己肯定感を高める」 (ベネッセ教育総合研究所「第6回 幼児の生活アンケート」より) 「自分で収穫したから食べてみたい!」という経験は、挑戦心や達成感につながります。 親子で取り組むからこそ意味がある 旅育の最大のポイントは、子どもだけでなく 親子で一緒に体験する こと。 親がそばで挑戦を見守ることで、子どもは安心感を得られる 「できたね!」という声かけが、自己肯定感を育む 親子で困難を乗り越えることで、絆が深まる 教育心理学者バンデューラ(Bandura, 1997)も、親子の共同行動は子どもの自己効力感を高めると指摘しており、旅育は家庭単位での学びの機会になります。 まとめ 旅育とは、旅行を通じて子どもの 非認知能力=“生きる力” を育む新しい教育スタイルです。 自然体験 → 五感と挑戦心を育む 文化体験 → 共感性と多様性理解を広げる 農業・食育体験 → 挑戦心と自己肯定感を高める そして、親子で一緒に体験するからこそ、その学びはより深まり、思い出と成長の両方を残すことができます。 旅育は「遊び」と「学び」を同時にかなえる家族旅行の新しい形。 次回は、旅育で実際にどんな非認知能力が育まれるのか、 5つの力(主体性・共感性・挑戦心・創造力・やり抜く力) を具体的に解説していきます。







