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初の漁師体験

kumikokamon

更新日:2024年10月8日

大阪のファミリーをモニターに招き、Family Trip初の漁師体験モニターを開催しました。

なんとこの日に限って嵐予報…

一週間前から漁師さんとドキドキハラハラ…

3日前の時点で99%出航が難しいという話になり、急遽!漁師さんと相談し「雨天プログラム」を企画しました。


漁師体験の体験先「邦美丸」さんの詳細はコチラ


雨の中、邦美丸さんの漁船へ。

怖がるかな?と思いきや、子どもたちはスイスイ渡っていきます。


船の構造やどんな漁をするのかお話を聞いたり、瀬戸内海のリアルな現状のお話を聞きました。


「瀬戸内海に沈むゴミのほとんどが日本人の出したゴミなんだよ。川を渡って全部海に流れ出ている。」と漁師の邦彦さん。

子どもたちは「ふーん。」という感じでしたが、こういう話は一回ではなかなか伝わりきらない。

伝え続けないといけないと感じます。


船の生け簀には前日に漁師さんが獲ってくれていた真鯛たちが!

新鮮な真鯛に興奮気味の子どもたち。



つかみ取りにチャレンジ!

何度も挑戦して掴めたときのこの笑顔!!

こんな笑顔が見られるから「体験」ってたまりません!!


その後は、漁師さんが目の前で魚を絞める瞬間を見学。



命をいただく瞬間をみんなで見ました。

その瞬間は少し生で見るとビックリしてしまう子も居ますが、普段何気なく食べている魚もこうして命をいただいているのだということを実感するとても良い経験です。


みんなで掴んで記念写真。


この後、移動してお魚捌き体験で、漁師さんから教えてもらいながら子どもたちとお父さんお母さんで協力してお魚を捌きました。



慣れない手つきながらも一生懸命捌きます。

お魚を捌くって難しいね。


「失敗しても良いよ!細かく切れちゃったところは味見しちゃおう!」と漁師の美保さん。

邦美丸の漁師のご夫婦の邦彦さん、美保さんもお子さんがいるご夫婦なので、子どもの扱いにとても慣れていて、安心感があります。


ご飯の前には美保さんから「命をいただく」お話

「いただきます」を言う意味をお話してくださりました。


目の前でお魚の命を奪う瞬間を見て、自分たちで捌き、その命への感謝を込めて「いただきます」と言う。

「食べる前にはいただきますと言いましょう」と言葉だけで学ぶのとは全く違います。


実際に、私の息子はこの「命をいただく」体験をしてから、

漏れなく「いただきます!」と言うようになりました。

どれだけ私が言っても「忘れてた!」と言うことなんてしょっちゅうだったのに。


『教えられる』ことと『感じる』ことはこんなにも響く強さが違うのか!と感激!


そして、こんな経験を子どもの頃にしておくことは、今後の人生の豊かさに影響するのではないかなと思います。


どれも美味しかったけど、自分が捌いたお刺身が一番美味しかったそうです(全員)



漁師体験は4~9月に開催予定です。

2024年度の受付は終了しました。

また来年の開催をお楽しみに!

※漁師体験は当日や前日の海の状況によって、漁獲量や獲れる魚も異なります。

 レポート内容と全く同じ内容で提供できる訳ではないことをご理解ください。

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